2010年8月18日水曜日

韓民族の抵抗(6)

歴史の表面にあらわれない場面でも、
韓民族が日本の潜在的危機を救った
ケースはあります。

もし高句麗が崩壊して朝鮮半島全土を
隋が制圧していたらどうなっていたでしょうか。

聖徳太子が
「日の出る処天使、日没する処の天使に書を致す。無無きや」
といっていたのに対し(王芸生は、これを日本が中国に
逆らって「抗礼の挙に出たはじめ」と書いています)

「蛮族の書なきものあり」
と怒った怒った隋に対する戦勝の後にあえて臣礼を
とって入貢して平和を保ったほどのきびしい東アジアの
戦略環境で、日本のナイーブさは危険極まりないものでした。

契丹に対する高麗の抵抗にも同じことがいえます。

契丹は豪古にも劣らない膨張主義国家ですから、
朝鮮半島が完全に征服されていれば元寇と
同じことになっていた可能性もあります。

刀伊の入寇のあいだにどこまで連繋があるのかは
わかりませんが、同じ年に九州に侵入していることからも、

そのころ東北アジアの民族活動が活発化していて
情勢によっては危機をはらむ状況にあり、
それが高麗の抵抗で救われたということもいえます。

【精神分析入門】

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