ツキに自信のある個人とそうでない人もあるように、
国民性でもちがいはある。
韓国の高度成長は70年代初めから始まって、
73年には10月までの実績でGNPが前年度比
実質20%の増、インフレは3%以下という
驚異的な数字だったが、そこへ10月の
中東戦争と石油ショックがきた。
そのとき韓国の経済官僚が天を仰いで、
「韓国はよくよく天に見放された民族だ。
高度成長が始まったとたんにもうこれだ」
と言ったのを印象深く覚えている。
いつかは神風が吹くと思っている民族とは
大きな違いです。
いまでも日本人が国際環境のきびしさを
言葉ではわかっていても、実感としては
感じられず「どうにかなるんじゃない?」と
思っている根底にはこの楽観主義がある。
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